「ひどいめまいと頭痛があるんだけど、糖尿病と関係があるのかな?」
「お腹が空くと手が震えてめまいがするけど、糖尿病かな?」
HANA
TAO
「ひどいめまいと頭痛があるんだけど、糖尿病と関係があるのかな?」
「お腹が空くと手が震えてめまいがするけど、糖尿病かな?」
にもこんな悩みが寄せられています。
「糖尿病とめまいやふらつきは関係かるのか?」
と、このような悩みをお持ちの方に役立つ記事です。
この「その めまい、糖尿病の低血糖症状かも!?」を理解することによって、必要に応じて病院での診察を受ける必要があるかを判断することができます。
なぜなら、実際の糖尿病の方の低血糖症状とめまいを元に記事を作成しているからです。
糖尿病は症状が出にくく、気づいていたら進行していたと言うことも珍しくない病気です。
この記事を参考に必要に応じて早期に病院を受診して糖尿病の予防になればと考えています。
糖尿病の方が低血糖症状を起こすとめまいや頭痛が生じることがある
通常、血液に含まれる糖濃度は一定になるように調整されています。
それが何らかの原因により一定の状態を保てないようになった場合に様々な症状が出現します。
なかでも血糖値が70mg/dLより下がった場合に出現する症状を低血糖症状といいます。
ひどい症状になると意識がなくなる(昏睡)状態になり、死に至る危険があります。
血糖治療薬やインスリンの影響で低血糖に
糖尿病は血糖値が高くなります。
治療のために血糖値を下げる内服薬やインスリンを用いることで血糖値を下げます。
しかし、食事の量が少なかったり、運動が激しすぎると血液中のブドウ糖がお薬に対して相対的に少なくなると血糖が下がりすぎてしまうことがあります。
内服薬と食事のタイミングや過度な運動により低血糖になる
どのようなときに低血糖症状が生じるのでしょうか?
- 食事の量(炭水化物)が少ない、食事の時間が遅れた
- 風邪や胃腸炎などの体調不良のため食事が摂れなかった場合
- 運動量が多すぎる、空腹時に激しい運動を行った
- インスリン注射量が多かった、注射部位を変えた
- お酒を多めに飲みすぎた
- 肥満の改善などで薬の必要量が減らされていて気付かなかった
- 遅くまで仕事や家事で忙しく働いた
- 入浴
- スルホニル尿素薬(SU薬)を使用している場合
- インスリン療法を始めたばかりである
- 腎機能が低下している場合
低血糖症状の具体例
70mg/dL以下:自律神経症状
- 冷や汗
- 不安な気持ち
- 脈が速くなる(動悸や頻脈)
- 手や指が震える
- 顔色が、青白くなる
- 強い空腹感
50mg/dL以下:中枢神経症状
- 頭痛
- 目のかすみ
- 集中力の低下
- 生あくび(眠気)
- 強い脱力感や疲労感
30mg/dL以下:大脳機能低下
- 異常な行動
- けいれん
- 昏睡(意識のない状態)
低血糖とわかりづらい症状もある
「身体がふらふらする」「頭がくらくらする」「目がかすむ」など気づかないまま頻繁に低血糖を起こしてしまっているケースもあります。
低血糖を繰り返すと身体が低血糖に慣れてしまい、症状を感じにくくなってしまうことがあります(無自覚低血糖)。
この場合、前兆がないまま、突然昏睡に至ることがあるため注意が必要になります。
また、睡眠中に低血糖を起こしているケースむあります。
この場合は、寝汗や起床時の頭痛、朝の血糖値が高い場合など、夜間低血糖に注意が必要です。
めまいや頭痛は糖尿病の低血糖症状の可能性がある
食事による糖質の摂取量と運動などによる糖質の消費量のバランスの崩れから低血糖症状を引き起こす可能性があります。
特に、血糖値を下げるための内服薬やインスリンを使用している場合は注意が必要です。
めまいや頭痛の他、ひどくなると異常な行動やけいれん、意識がなくなることもあります。
さらに、低血糖と分かりづらい症状もあります。
また、低血糖を繰り返し、身体が慣れてしまって、症状を感じにくくなってしまう無自覚低血糖になってしまっていることもあります。
POINT
・めまいや頭痛は糖尿病の低血糖症状の可能性あり
・糖質の摂取量と消費量のバランスの崩れで生じる
・特に血糖値を下げるための内服薬やインスリンを使用している場合は注意が必要
・低血糖症状が進むと異常行動やけいれん、昏睡に至る。
・低血糖に慣れて感じにくくなる無自覚低血糖にも注意枠途中にタイトル
・糖質の摂取量と消費量のバランスの崩れで生じる
・特に血糖値を下げるための内服薬やインスリンを使用している場合は注意が必要
・低血糖症状が進むと異常行動やけいれん、昏睡に至る。
・低血糖に慣れて感じにくくなる無自覚低血糖にも注意枠途中にタイトル
この「その めまい、糖尿病の低血糖症状かも!?」を理解して、必要に応じて病院での診察を受けてください。
身体の危険信号を無視せず、身体からのメッセージに耳を傾け、適切な判断の役に立てることを願っています。
糖尿病になりやすいかどうかを調べる遺伝的な検査キットや日本人に多い食後高血糖を知る尿検査も参考にしてください。