TAO
「糖尿病」って知ってるかな?
聞いたことはあるけど…? あらためて聞かれると、どんな病気なんだろう?
糖尿病っていうぐらいだから、尿に糖がまじってるんじゃない?
HANA
TAO
糖尿病は、血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が高くなる状態(高血糖)が続き、放置するとさまざまな合併症を引き起こす病気なんですよ。
このとき、血液中ではブドウ糖が上昇しています。
そこでこの血糖値を下げて、血糖値を調整する重要な役割をするのがインスリンなのです。
インスリンは、膵臓のランゲルハンス島と呼ばれる組織の中にあるβ(ベータ)細胞から分泌されるホルモンです。
そういえば、「君の膵臓をたべたい」 監督・月川翔、脚本・吉田智子、主演・浜辺美波と北村匠海のダブル主演の映画がありましたね(笑)。
浜辺演じる桜良は膵臓の病気でもう長くなはいのだが、死ぬ前にやりたいことに付き合うことで、正反対の2人が成長する青春物語。しかも、結末が驚きで、桜良は、余命を全うすることなく…。
テレビで放送されて、はじめ片手間に見ていたのだが、途中から見入ってしまいました。本当に良かった。
話は戻りますが、糖尿病は、このインスリンの分泌が不足したり、インスリンの効きが悪くなる(インスリン抵抗性)ことによって起こります。
ここで注目したいことが、血糖を上げるホルモンは数種類あるが、血糖を下げるホルモンはインスリンだけだという事です。
また、日本人の糖尿病の特徴は、欧米人と比較しインスリンの分泌不足によるものが多いことです。
そりゃ、そうですよね。日本人のメタボや肥満といっても、欧米の方のメタボの方と比べると全く桁が違いますよね。100Kgを超える体重の方もゴロゴロいて、しかも糖尿病でないなんて。もともとのインスリンの分泌能力自体の違いが伺えますよね。
なので、欧米の方の糖尿病に対する治療薬の選択と日本人に対するそれとでは異なるようです。
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