糖尿病食べてはいけない果物について

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糖尿病食べてはいけない果物について

こんにちは、TAO。
糖尿病になると果物を食べたらダメだよね。

HANA
TAO

それは大きな誤解です。「果糖の影響で中性脂肪値や血糖値が上がる」って医師から注意されたかなぁ。
果物の果糖は、満腹のときは中性脂肪に変わるけど、空腹のときはエネルギーの代謝に使われるので、脂肪にはなりにくいんですよ。

この記事で解説する『糖尿病食べてはいけない果物について』で、糖尿病と果物の悩みに対して解消しますよ。

糖尿病の方や糖尿病を心配される方の果物の摂り方に参考にしてください。

朝の果物は血糖値が上がりにくい

果物の果糖はインスリンへの刺激作用がない

果物の果糖はインスリンへの刺激作用がない

和食と果物

和食は非常に健康食として注目を集めています。しかし問題もあります。それは塩分が多めだという事です。逆にカリウムを多く含む生野菜や果物が少ないのです。

確かに和食にサラダやフルーツは付きませんよね。

実はカリウムは塩分を体外に排出する役割を持っているのです。確かに生野菜や果物が少ない和食だけだと血圧が高くなり易いのも納得です。
日本人5万人を5年間追跡した「JPHC研究」(多目的コホート研究。食事などの生活習慣と癌や2型糖尿病などとの関係を明らかにする目的で実施)で、果物を多く食べる人では、2型糖尿病のリスクが上昇しないことが分かった。
野菜や果物に含まれる抗酸化ビタミンやカロテノイドなどが、血糖を下げるインスリンの感受性を高めていると考えられています。

果物の摂り方

基本は朝の空腹時に食べます。果物であれば何を食べても、どれだけ食べてもいいようです。

季節の果物を食べてみてはいかかですか。四季を感じながら果物をとるのもちょっとした贅沢で比較的安価に楽しめるのではないでしょうか。
果物の摂り方

でもどうして朝の摂取がいいかというと、果物に含まれる糖質は単糖類で、短時間にエネルギーになるので、エネルギーとして消費させるためにも朝の摂取が最適なのです。
スムージーにしてみてもいいかもしれませんね。
もう一点、その後の30分間は食べないことに注意してください。
この2点を守ることが重要です。

果物の糖質の組成

果物にはブドウ糖・果糖・ショ糖という糖質が含まれています。その組成は果物の種類によって異なりますが、「1g=4kcal」のエネルギー源と計算します。

先に記したように、果物に含まれる果糖が血糖値の上昇に直結しないのですが、肝臓での糖新生によりブドウ糖に変換されるため、食べ過ぎると糖代謝の悪化や中性脂肪の増加につながることもあるので、やはり食べすぎには注意した方がよさそうです。

糖分が低く、美容効果の高いフルーツ

糖分が低く、美容効果の高いフルーツ

果物であれば何を食べても、どれだけ食べてもいいと言われても、どうせ食べるなら糖分が低いに越したことはないし、欲を言えば美容効果の高い物であれば一石二鳥になりますよね。

実際、果物の中にはチョコレート以上の糖質を含んでいる物もあります。特にブドウ、マンゴー、パイナップル、ドライフルーツは糖質が多いので危険! そこで、糖質が低く、美容効果が高い果物を紹介します。

ベリー類

甘さがあるが糖質は低め、さらに繊維分が多いのが特徴。

キウイ

酸っぱい果肉が特徴。しかしカリウムや繊維分、ビタミンCが多く含まれているうえに、糖質は特に低いのが特徴。

レモン(ライム)

レモンに含まれるクエン酸が血糖値の上昇を抑制します。

アボカド

‘奇跡のフルーツ‘と呼ばれ、血圧を下げ、コレステロールを安定させ、美肌効果があるとされる。もちろん糖質も低値です。

グレープフルーツ

ビタミンAとCが豊富。糖質が少なくむくみの解消作用のあるカリウムを多く含んでいます。

イチジク

カリウム、カルシウム、鉄分などのミネラルが豊富。

糖質が多い果物

糖質が多い果物

缶詰の果物

甘いシロップに漬け込んである。

ドライフルーツ

温州ミカン、柿、ブドウ、バナナ、マンゴー、パイナップル

食事バランスガイドと果物摂取

それでも果物の摂取に躊躇(ためら)いがある人に、厚生労働省・農林水産省が作成した「食事バランスガイド」を基に果物の摂取を考えてみましょう。

「食事バランスガイド」では1日の摂取目標として、野菜350g、果物200gとしています。現状では日本人の場合、60%以上で果物の摂取が不足しているようです。

実際、1日の摂取状況を考えて、これだけの量を摂取していますか?

果物と摂取と認知症

毎日の食事で葉物野菜や、黄色や赤色の野菜、ベリー類やオレンジなどの果物を十分に食べている男性は、まったく食べない男性に比べ、齢をとってからの認知機能の低下が34%も少ないことが、約28,000人の医療従事者を20年間にわたり追跡した研究で明らかになっています。

まとめ

糖尿病と食べてはいけない果物についてまとめました。糖尿病の食事療法は非常に重要です。食事療法をしているのになかなか血糖値が下がらない方でよくよく話を聞いてみると、「果物はおやつじゃないから大丈夫と思っていました」と、いった笑い話もあるようです。

確かに果物はおやつではありませんし、最近の研究では野菜や果物をきちんと摂取することが必要だと言う事も分かってきています。逆に野菜や果物がいいからと沢山食べ過ぎるのもよくありません。摂取カロリーとバランスを考えて摂取することが重要です。
POINT 糖尿病で食べてはいけない果物について考えました。
生野菜や果物は塩分排出に役立っている。
果物の果糖は、満腹のときは中性脂肪に変わるけど、空腹のときはエネルギーの代謝に使われるので、脂肪にはなりにくい事が分かっている。
朝の空腹時に食べる分には何をどれだけ食べても大丈夫、ただしほどほどで。

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TAO

悠々自適な経済的自由人に憧れながらも、人として何ができるか模索の毎日です。修士課程で複雑系システムに魅了され頑張らない人生が理想です。

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