テルモの隠れ糖尿病の早期発見のための検査キット

「そうですね。糖尿病って気づきにくい病気だし、病院に行って調べるのも結構面倒だと感じているのも発見が遅れる原因の一つかもね。」
「そこで、隠れ糖尿病の早期発見の必要性とスクリーニングについて情報公開しているテルモさんの考え方を調べてみましょう。」
この「テルモの隠れ糖尿病の早期発見のための検査キット」では、糖尿病の検査キットとして自分で健康チェックできる尿糖検査を販売しているテルモの新ウリエースGaを調べてみました。

試験紙を用いた尿の糖検査は有効である

食後の血糖を測定することで隠れ糖尿病と言われる食後の急激な血糖値の上昇の有無を知ることが必要です。

しかし、指先や耳垂から少量の血を採って血糖を測定するのはちょっと抵抗があります。

これは、すでに糖尿病の方が行っている方法です。

この方法は病院の大きな測定器の精度との差が少なく、測定器自体が軽く簡単に測定できるので、糖尿病の方が血糖値の変化をモニタリングするために有効に利用されています。

しかし、糖尿病の診断がついていない方が、糖尿病かどうかを知るために機器を購入して実際に使うのは面倒ですよね。

そこで妊娠検査のように尿を使って検査ができるといいですよね。

そんなことが、できるのです。

実際にテルモ社の新ウリエースGaを使って試験紙で食後の尿に糖が含まれているかを調べると、

尿糖試験紙で判明した尿糖陽性のうち、実際に食後高血糖タイプの糖尿病あるいは糖尿病予備軍の人が半分くらいいることが分かりました。また、特定健診の基準をクリアしている人で、尿糖だけがプラスであった人の約4割が、実際に糖尿病あるいは糖尿病予備軍でした。

という結果が出ているようです。

このことは、病院での検査では捉えることのできない糖尿病やその予備軍を、この試験紙を使った検査で捉えることができる可能性が高い、と言うことだそうです。

試験紙の値段は、30枚入りで800円程度。

尿をかけたり、コップにためた尿に浸すことで、色の変化を見る試験紙は10枚入りで700円程度と、とても安いのです。

わざわざ、病院に行って予約を取って待合室で待って、ドキドキしながら診察を受けて・・・、といった時間も必要ないのです。

病院に行くために仕事を休んで時間をとる必要もないのです。

薬局で簡単に購入することができるのですから、ぜひ,試してみたいものですね。

しかも、10枚入りなので、ご家族で使ってみたり、定期的に調べてみルことも可能です。

日本人に注意が必要な食後高血糖に反応

この試験紙が良いのは、隠れ糖尿病の危険性がある食後に急激な血糖上昇を示す食後高血糖をチェックすることができる点です。

糖尿病の診断に使われる空腹時血糖値やHbA1ｃで見逃される症例の診断に有用なのです。

特に日本人は欧米の人と比べ肥満の程度が違いますよね。

そのため、糖尿病と言っても欧米の人の体型とは異なります。

このことが、糖尿病を自覚することが遅れる原因の一つかもしれません。

しかも、病院での診断の基準として必要とされる検査では分からない食後高血糖をチェックすることができることは、医療関係者や糖尿病を家計に持つ人や心配している個人にとって、有益な検査方法ではないでしょうか。

テルモの隠れ糖尿病の早期発見のための検査キットは非常に簡単で安価で有益である

尿の泡立ちが気になって糖尿病のことを調べてみた。

そこで、糖尿病の怖さを知ることになり、自分は糖尿病なのかどうかを知りたくなった。

でも、いざ病院を受診しようと思うとなかなか足が向かない。

そこで、試験紙を用いて尿に含まれる糖をチェックする方法であれば、簡単に自宅で可能だ。

しかし、試験紙で本当のことが分かるのか？

そこでテルモの糖尿病の検査キットについて調べてみると、有益なことが分かった。

1．食後尿糖検査は、簡便で、自宅で誰もが繰り返し使うことができ、耐糖能異常者のスクリーニングにも有効である
2．空腹時血糖値やHbA1cで見逃される症例の診断に有用である

ということが報告されていた。

病院の検査に比べ、隠れ糖尿病などのチェックにもなり、お財布にも、機能的にも問題ないのではないでしょうか。