珈琲は糖尿病のリスクを軽減する飲み物か?

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珈琲は糖尿病のリスクを軽減する飲み物か?

「まだ珈琲は苦くてちょっと苦手なんだよね。食後の珈琲がおいしく感じるようになるのはいつ頃かな?」
「そういえば珈琲ってポリフェノールが含まれてて、身体にいいって話も聞くけど、糖尿病の飲み物としてはどうなのかしら?」

HANA
TAO

「ポリフェノールが含まれてるってよく知ってましたね。珈琲にはポリフェノールであるクロロゲン酸が含まれていて、糖尿病や脳卒中のリスクを軽減する効果があるといわれているようです。珈琲が糖尿病の飲み物としてどうなのか、例のごとく血糖値の変化をもとに調べてみました。」

「ポリフェノールが含まれてるってよく知ってましたね。珈琲にはポリフェノールであるクロロゲン酸が含まれていて、糖尿病や脳卒中のリスクを軽減する効果があるといわれているようです。珈琲が糖尿病の飲み物としてどうなのか、例のごとく血糖値の変化をもとに調べてみました。」
この「珈琲は糖尿病のリスクを軽減する飲み物か?」では、ポリフェノールが含まれている珈琲が糖尿病の飲み物として血糖値の変化から適しているのか調べています。

珈琲に含まれる抗酸化作用が動脈硬化の予防に有効

珈琲に含まれる抗酸化作用が動脈硬化の予防に有効

珈琲に含まれるポリフェノールであるクロロゲン酸には、緑茶に含まれるカテキン同様に抗酸化作用があり、動脈硬化などの予防に有効であると考えられています。
実際に、珈琲を飲む習慣のある人と全く飲まない人とでは、飲む習慣のある人のほうが2型糖尿病を発症する割合が低かったという報告があります。
しかも、20年以上の追跡調査の報告では、1日の珈琲の摂取量を4年間で1.5杯分ほど増やした人のほうが、同じ量の珈琲を飲み続けた人より10%程度も2型糖尿病にかかる可能性が低かったというのです。
逆に1日に1~2杯減らした人では糖尿病のリスクが17%も高くなっている報告があるのです。
このことからしても、珈琲が糖尿病のリスクに何らかの影響を与えていることを意識せざるを得ませんね。

このことは脳卒中のリスクが20%減少したとする報告や毎日1杯以上の珈琲を飲む人は飲まない人に比べ脳内出血のリスクが30%程度減少したという報告からも血管に良い影響を与えていると考えられます。

珈琲に含まれるカフェインの作用も無視できない

珈琲に含まれるカフェインの作用も無視できない

夜に珈琲を飲むと眠れなくなるって子供のころに言われませんでしたか。

私は、それを信じて高校を卒業するころまで珈琲は飲んだらいけないものだと信じていたことを思い出しました。

珈琲に含まれるカフェインが影響しているということなのですが、このカフェインには身体のエネルギー消費を促す作用があることが報告されています。
マウスによる実験では、カフェインのみを摂取させると基礎代謝が上昇し、エネルギーの消費が増えたことが確かめられています。

カフェインの飲みすぎは危険が伴うので注意が必要

カフェインの飲みすぎは危険が伴うので注意が必要

糖尿病の飲み物として珈琲はリスクを下げる効果をもたらす可能性が高いようですが、飲みすぎには注意が必要です。
カフェインの大量摂取は、頭痛やイライラを誘発します。
また、珈琲に砂糖を入れて飲む方は糖質の摂取になりますので注意が必要です。

特に自動販売機で購入する缶珈琲の場合は、糖質たっぷりなので、お菓子のように脂質を含まない分ブドウ糖の吸収速度が速いので、急激な血糖値の上昇に注意が必要です。

私の知っている方は、低血糖の症状が出ると缶珈琲を飲まれていました。

ジュースは甘くて飲みたくないけど珈琲は好きだから、ということなのでした。

初め聞いたときは「珈琲で低血糖症状が改善する(=血糖値を上昇させる?)って思ったのですが、缶珈琲の場合は糖質たっぷりだということで納得しました。

飲む前に成分表示を確認すると、知らずに飲んだということを防ぐことができますね。

珈琲は抗酸化作用により動脈硬化を予防し糖尿病のリスクを軽減する

珈琲は抗酸化作用により動脈硬化を予防し糖尿病のリスクを軽減する

珈琲は糖尿病のリスクを軽減するということは本当のようです。

珈琲に含まれる抗酸化作用により動脈硬化を防ぐ効果があるようで、脳血管障害の発症リスクを軽減していることからも効果が期待できそうです。

しかも珈琲に含まれるカフェインは大量摂取に注意は必要ですが、身体のエネルギー消費を促すことが報告されています。

これらのことからも糖尿病の飲み物として珈琲はオススメできますね。

ただし、自動販売機の缶珈琲は糖質がかなり含まれていますのであまりお勧めできませんので間違えないでください。
POINT ・珈琲は糖尿病のリスクを軽減する
・缶珈琲は糖質たっぷりの場合、血糖値の急激な上昇を引き起こす
・珈琲に含まれるポリフェノールによる抗酸化作用とカフェインによるエネルギー消費促進が期待できる

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TAO

悠々自適な経済的自由人に憧れながらも、人として何ができるか模索の毎日です。修士課程で複雑系システムに魅了され頑張らない人生が理想です。

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