トマトジュースは糖尿病の飲み物として良い？悪い？

この「トマトジュースは糖尿病の飲み物として良い？悪い？」では、野菜ジュースとして販売されているトマトジュースが糖尿病患者に対して、血糖値の変化から良いのか、あるいは悪いのかを調べてみました。

トマトジュースは糖尿病の飲み物として血糖値改善に役立つ。

トマトジュースには「リコピン」と呼ばれる、強い抗酸化作用や生活活性物質の増加を助ける働きをする物質が多く含まれ、血糖値改善に作用するようです。

トマトジュースは血糖値を下げる

トマトジュースを継続的に飲むことで血糖値が下がったという研究報告があります。

これは、リコピンの抗酸化作用により血中の活性酸素が減少することと、アディポネクチンと呼ばれる脂肪細胞から分泌される生活活性物質が増加することで、インスリンの作用を促したと考えられています。

トマトジュースは血糖値スパイクを抑える

最近、隠れ高血糖としても注意が必要な「血糖値スパイク」に対して抑制効果の可能性が示唆されています。

食後の急激な血糖値上昇は、通常の血糖値測定ではわかりにくいため、もともと放置されやすい糖尿病であるのに、さらにわかりにくい血糖値スパイクにより血管がストレスを受け続け、やがて大きな疾病（脳卒中や心臓病など）の引き金になることを予防してくれる可能性があることは、大きな期待が持てます。

トマトジュースの脂肪燃焼作用に期待

トマトに含まれるある脂肪酸がマウスでの研究では脂肪燃焼作用があることが報告されています。

実際にどの程度の効果があるのかはまだ明確にはされていないようですが、トマトジュースを飲むことで脂肪燃焼作用が期待できるといいですね。

トマトジュースは朝飲むのが効果的

どうせ飲むなら効率よく吸収される時間帯が望ましいですよね。

朝食、昼食、夕食にそれぞれ摂取されたトマトジュースのなかで、朝食の摂取した時の血中リコピン濃度が高かったという報告があります。

飲用したトマトジュースが血液中に多く取り込まれている朝食時がベストといえるでしょう。

トマトジュースはコップ1杯程度で十分

リコピンの摂取は15~20g/日程度が良いとされていますので、コップ1杯程度で十分摂取できるようです。

朝からコップ1杯で十分だということは、すぐにでも実践できそうですね。

トマトジュースの摂りすぎはダメ

トマトジュースにはリコピンが含まれていますが、それ以外にカリウムやなかには塩分や糖分が含まれているものもあります。

良かれと思っても、摂りすぎはかえって害となってしまいます。

何事もほどほどですね。

トマトジュースをコップ1杯朝から飲んで血糖値の上昇をおさえよう。

トマトジュースは糖尿病の飲み物としては、リコピンの強い抗酸化作用や生活活性物質の増加を抑制する働きにより血糖値改善に役立つことがわかりました。

しかも血糖値スパイクに対する抑制効果や脂肪燃焼作用の可能性もあるとのことです。

朝食時でも通勤の合間でもコップ1杯程度を飲むように心がけてみましょう。

トマトジュース1箱は結構重い!!

さぁ、明日からトマトジュースを飲むぞ、しかも朝通勤の時なら全然負担にならないや、ってコップ1杯程度で血糖値が抑制できるのであれば簡単に取り組めると思いませんでしたか？

実際に始めようと思っても行動に移すのはなかなか思うようになりません。

まずは、そう都合よく冷蔵庫にトマトやトマトジュースはないのが普通です。

そこであきらめてしまうのです。

あるいは、朝になったらトマトジュースのことすら覚えていないかもしれません。

そのままうやむやになってしまうのです。

大体の方が、このケースでしょう。

いや、明日仕事の帰りに箱で買って、いやでも1箱30日分は続けるように環境を作るぞ、と考えている方もいらっしゃるでしょう。

いったい誰がその1箱を購入してきてくれるのでしょうか？

ご自身で、仕事の帰りに購入？


「あぁ、今日は疲れた、まっすぐ家に帰ろう。」だったり、「遅くなったから、また明日にしよう」だったり、「妻に買ってきてもらおう（購入費は家計から？）」になりますよ、きっと。

実際、いざお店に行って購入するとなってからは、店頭に並んでいるのは個別のものばかり、「箱で購入するには店員さんを呼ばないと・・・。あぁ、めんどくさい。」って、血糖を抑制するためになんでこんなに大変なんだ。余計にストレスになるなんてことも・・・。

また、箱で買うと1つ200ml程度とすると、1箱30缶入りの場合、200ml×30＝6,000ml　≒6kg。
まぁまぁの重さですよね。自転車に積んでなんて考えられないですよね。高校生じゃあるまいし。

車に乗せるにしても駐車場から車まで運んで、家についてから車から運び入れなくてはなりません。

わたくしは、こういった買い物の場合、ネットを利用します。

ネットは家（部屋）まで運んできてくれるうえに、値段も安いのがあるし、種類も選べるし、ポイントも付くのです。
特にエレベーターの必要な階に住んでいる場合は重宝しているとおもいますよ。