この運動は、エアロビなどで横向きの姿勢で脚を挙げる、よく見かけるスタイルですね。
これまでは、体の前後、股関節の前後の筋肉をトレーニングしてきましたが、ここでは体の側方、股関節の側方の筋肉をトレーニングします。
これにより体幹と下肢の運動性の向上を図ることが期待されています。
この運動により、立った時の姿勢や歩いているときのフラフラとした動揺を抑え、安定化に働く中殿筋に代表される股関節外転筋群をトレーニングします。
運動の内容をまとめます。
- 横向きに寝ます。
- 下の方の脚を曲げ、体がフラフラするのを防ぎます。
- 骨盤の外側に手を置き、股関節を軸に膝を伸ばしたまま上に挙げます。
- このとき、脚が前方に行ったり、脚が回旋してつま先が天井を向いたりしないように注意が必要です。
- ゆっくり3秒かけて挙げ、3秒間止め、3秒かけて脚を下ろしましょう。
- しんどくなると、早くなりがちです。また、息をこらえがちです。ゆっくりと息を止めないようにすることが必要です。
- 5回を1セットとして、1ヶ月ごとに見直して、3カ月後に3セットを目標にすると良いでしょう。
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