それは、スロースクワットです。
スクワットはどうでしたか?
意外と、注意事項がいっぱいあってはじめはよくわからない状態ではないでしょうか?
このスロースクワットは、そのスクワットの注意事項をそのままに、いちいち椅子に座る動作を省き、立ったり座ったりを連続して行うトレーニングになります。
そのため、体幹と下肢の動的な協調性のトレーニングとなり、バランス調整力のトレーニングにもなります。
はじめは、膝関節が90度の半分程度45~60度程度曲げた状態まで腰を落として実施するとよいでしょう。
やり方は、スクワットと同じですがまとめてみましょう。
- 肩幅程度(握り拳横に2個分程度)に足と膝を開きます。
- 足先を自然に前方(約15度程度外側)に向けます。
- 両上肢を体の前で腕組みします。
- 両足に重心を感じながらゆっくりと膝を曲げます。
- 両膝を約45~60度程度曲げます。
- 約3~5秒かけて膝を曲げ、次に反動を付けないように注意しながら約3~5秒かけてゆっくり膝を伸ばします。このとき膝を伸ばしきらないように注意しながらまたゆっくり膝を曲げます。
- このときも、先のスクワットの注意点を意識しながら行います。
ここでのポイントは、ゆっくり行うことと、膝を伸ばしきらないことですね。
膝痛が起こった場合は、”痛いのを我慢したら筋力が付く”と間違った噂を信じず、運動の方法を見直し正しく行う事を注意しましょう。
それでも、痛みが出るようであれば、まだスクワットをするだけの筋力が充分にできていないという事になります。
あせらず、他の大腿四頭筋のトレーニングをしっかりやって、ある程度筋肉がついたところであらためてトレーニングを追加してください。
急いで、成果を求めないように。
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