このMETsを利用すると、最適な運動強度を選択する事も可能です。
つまり、最大酸素摂取量が10METsの人の場合は、運動時の酸素摂取量が6METsなら運動強度60%、4METsなら運動強度40%になるようになっています。
簡単ですよね。
まず、自身が可能な運動がどの程度なのかを確認します。
例えば、野球(5.0METs)くらいはできるけど、サッカー(7.0METs)やバスケットボール(6.5METs)は難しい場合は、最大酸素摂取量が5.0METsとなります。
すると、運動は40~60%程度の負荷が最適なことを考えると、
最適な運動内容=5.0METs×0.5(50%)=2.5METs
つまり、2.5METs相当の運動や日常生活活動を今の生活に加えるといいことになります。
2.5METs相当の運動には、ヨガ(2.5METs)があります。
同様に日常生活活動には、掃除(2.5METs)などの軽作業が該当します。
このように、消費カロリーも計算できるとともに簡単に最適な運動内容を選択することができるのです。
一度、自身の日常の生活の活動をMETsに置き換えて、摂取エネルギーから引いてみると、脂肪として蓄えられる余剰エネルギー量が明確になりますね。
ぜひ、自身のinとoutをきちんと把握して、効果的な運動強度を計算してみましょう。
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