オリーブオイルは、オレイン酸が主成分ですが、胃でゆっくりと消化されるため、急激な血糖値の上昇を防ぐと言われています。
血糖値の高い糖尿病予備軍の人が、10gのエキストラバージンオリーブオイルを食膳に飲んだら、食後の血糖値の上昇を抑えたうえに、中性脂肪の値の減少もあったということです。
このオレイン酸は、動脈硬化症や脳梗塞、心疾患などのリスクを抑える効果があるとされています。
さらに、インスリンの数値の上昇も認められたというのです。すごいですね。
しかも、１日10g（大さじ一杯程度）ですから、毎日の食事の際にちょっとだけ、取り入れてみませんか？
ところで、オリーブオイルはどんなオリーブオイルでも効果は同じなのでしょうか？
ここにある、エキストラバージンオリーブオイルは、特に上質で酸度が低く、精製オリーブオイルに比べて、ファイトケミカルやオリーブポリフェノールが豊富なんです。
どうせ飲むなら、エキストラバージンオリーブオイルを飲みたいですね。
このエキストラバージンオリーブオイルの強い抗酸化作用や抗炎症作用によって生活習慣病や認知症などの予防の効果も期待できるようです。
だって、オリーブの実を絞って、ろ過しただけの一番搾りをバージン・オリーブオイルといい、その中でも酸度0.8％以下で、風味・香りともに最も優れたオイルが、エキストラバージンオリーブオイルなので、それだけの効果が期待できそうですね。
