健康増進に寄与している糖尿病協会

07. 📚 CDEJ(糖尿病療養指導士)

t f B! P L
健康増進に寄与している糖尿病協会

「日本糖尿病協会って知ってる?」
「実は、お父さんの机の上にあったんだよね。糖尿病を心配しているのかな」

HANA
TAO

「糖尿病かどうかはわからないけど、日本糖尿病協会は糖尿病に対する「普及啓発」、「療養支援」、「調査研究」、「国際交流」の4つを基本に取り組んでいる公益法人です。」


公益法人:①交易に関する事業を行うこと。②営利を目的としないこと。③主務官庁の許可を得ること。の要件を満たした社団法人あるいは財団法人です。
この「健康増進に寄与している糖尿病協会」では、日本糖尿病協会についてどのような会なのか、その組織は、活動の一部を交えてまとめました。

日本糖尿病協会とは

日本糖尿病協会とは
糖尿病を克服し国民の健康の増進に寄与することを目的に、「糖尿病の予防と療養についての正しい知識の普及啓発」、「患者・家族と広く予備軍の方々への療養支援」、「国民の糖尿病の予防と健康増進のための調査研究」、「国際糖尿病連合の一員として糖尿病の撲滅を目的とした国際交流」などの事業を行う公益法人です(HP:https://www.nittokyo.or.jp/

組織

患者さん、医師・歯科医師(糖尿病専門医など)、コメディカルスタッフ(看護師、栄養士、薬剤師など)、市民・企業などで組織されている。

1961年創立、1987年社会福祉法人化、2013年公益社団法人となる。

約1,600の糖尿病「友の会(医療施設ごとに、患者さん及び家族の方や医療スタッフを含めて5名以上から立ち上げ可能)」と47都道府県糖尿病協会がある。

友の会での活動のメリットとして、会員ならではの情報や行事に参加可能であることに加え、月刊「糖尿病ライフさかえ」を無料で購読することが可能となる。

ただし、「友の会」ごとに活動内容が異なるため会費は一律ではありません。

入会特典

  1. 糖尿病情報誌「さかえ」:糖尿病の最新情報や食事療法を活用したクッキングレシピ、患者さんの体験談、医療スタッフの声など糖尿病のことがわかる月刊誌・・・無料
  2. 療養に役立つ「協会オリジナルグッズ」:検査や療養の記録を残すための手帳や、旅先での事故等緊急時に役立つIDカードなどのグッズ・・・無料
  3. イベントの開催:講演会、体験学習、啓発活動等のイベントの開催。会員相互の交流を深められる。
  4. 糖尿病療法指導のための専門誌「DM Ensemble」:糖尿病のチーム医療に携わる方を対象とした療養指導者向けの雑誌。糖尿病診療の最新情報や職種ごとの重要トピックや症例クイズなど。・・・有料(\972円/年4回発行・会員価格年間購読料\1,800円)

防災リーフレット等の公開

防災リーフレット等の公開

日本糖尿病協会が、糖尿病患者の防災意識を高めることを目的に、災害発生の前後で役立つリーフレット(糖尿病連携手帳にコンパクトに挟み込める)を製作し、ホームページ(https://www.nittokyo.or.jp/uploads/files/disaster_leaf_note.pdf)で提供を開始しています。

リーフレットには、糖尿病患者が災害から身を守るために必要不可欠な情報がA4サイズの紙に両面カラーで印刷されています。

表面:

「災害に備える」掲載内容=①薬剤などの非常時携行品リスト、②薬剤の名称や避難所情報・地域の災害拠点病院の連絡先記入欄、③災害発生時における糖尿病管理の心得。

裏面:

「避難生活を乗り切る」掲載内容=①食事と運動のワンポイントアドバイス

いざというときに、特に糖尿病患者は薬剤などの非常時の携行品をきちんと把握しておくことは大切です。

しかし、大切なことは理解していても、実際に準備していなかったり、慌ててしまって携行できなかったりすることがあります。

災害時の自己の健康を管理

災害時の自己の健康を管理する上でもこうしたリーフレットがあると落ち着いて行動する一助になるでしょう。ぜに、活用してはどうでしょうか?

中には、携帯で携行品を撮影していたりとしている方もいらっしゃると聞いていますが、電源が確保できなかったりと意外とアナログなツールが有効です。

避難時に糖尿病連携手帳を携帯するにしても、このリーフレットを手帳に挟んでおくことで、手間にならないのではないでしょうか。

また、避難生活が長期化した場合も、避難生活での体調管理に食事と運動のワンポイントアドバイスが役に立つことでしょう。

まとめ

この「健康増進に寄与している糖尿病協会」では、日本糖尿病協会について、設立目的や入会・入会特典、リーフレット配布などの活動についてまとめました。

なかでも、いろいろな協会があるけど公益性が認められている会なので安心ですよね。しかも、入会には病院などで相談できるので尚更安心ですね。

糖尿病になって一人で不安と戦うより、かかりつけの病院でその医師や看護師さんと一緒にそしてその病院で治療を受け戦っている患者さんと一緒に自身も戦うほうがずっと心強いですよ。

入会はちょっと、と思うなら、一度、相談だけ、見学だけでも一歩踏み出してみましょう。

みんな、温かく迎えて、一緒に取り組んでくれますよ。

POINT ・日本糖尿病協会は公益性のある法人である
・入会すると糖尿病についての情報が得られる
・防災リーフレットなど情報だけでなく役立つ物も提供している

Advertisement

自分の写真

TAO

悠々自適な経済的自由人に憧れながらも、人として何ができるか模索の毎日です。修士課程で複雑系システムに魅了され頑張らない人生が理想です。

このブログを検索

QooQ