ホーム
/
03. 🔬 検査・診断
/
のどが渇きませんか?そのため水をたくさん飲むようになってませんか?
それによくトイレにいってることはありませんか?
これは、口渇、多飲、多尿と言われる、糖尿病の主な症状です。
糖尿病が恐いのは、はじめは自覚症状が無いことです。
ズクズクと痛かったり、腫れたりするようなら、直ぐにおかしい、と感じて病院を受診する事もあるのですが、初期の段階ではほとんど自覚する事はありません。
自覚症状が無いことが、病気を進行させてしまうのです。
気づかないところで体を蝕(むしば)んでいき、気づいたころには取り返しがつかない状態になっている。
病院に訪れる方の多くが、気づかなかったとか、体も動もないから大丈夫だと思ったと言われます。
糖尿病として発見された時は、既に膵臓のβ細胞の機能(インスリン(血糖値を引き下げる唯一のホルモン)を分泌する機能)が約半分近くまで低下しているのだそうです。
糖尿病かどうかの診断は、専門機関で判断する事になりますが、慢性的に高血糖の状態であることに加え、口渇や多飲、多尿、体重減少等の症状があるか、また糖尿病の合併症状の一つである網膜症があるか、それにブドウ糖をあえて摂取して2時間後の血糖値がどの程度低下しているかどうかで、その臨床所見などを踏まえて行われます。
企業健診や健康診断、他の病気で病院に罹り、採血されて医師から指摘されることもあります。なかでも空腹時血糖値やHbA1cと呼ばれる値が指標となります。
※HbA1c:1~2ヶ月間の血糖コントロールの指標として利用。高ければ、その間の平均値が高いことを示しています。
このサイトのアドレス(https://dm-hba1c.blogspot.com)にも使われています。